🌹は、茎と葉のついた赤いバラ一輪の絵文字です。2010年のUnicode 6.0に収録され、「バラ」の名前で愛情と情熱、美しさを象徴します。恋人への愛の告白や記念日のお祝いに使うのが基本で、「薔薇色の人生」という言葉があるように、華やかで明るい未来のイメージもあります。一方で、国や文脈によっては政治的なシンボルや追悼の花として読まれることもあります。
こう使う
- 愛情表現:「今日も大好きだよ🌹」
- 記念日:「結婚記念日おめでとう🌹」
- バレンタインなど特別な日:「素敵な一日を🌹」
- 美しさをたたえる:「今日のドレス姿、本当に優雅でした🌹」
- 敬意:公演を終えた先生や、主役の人への花束がわりに添える
🌷(チューリップ)や🌸(桜)は春らしく軽やかな花で、💐(花束)はお祝いや感謝の気持ちを表しやすい絵文字です。🥀(枯れた花)は失恋や寂しさを表し、🌹の反対の雰囲気になります。
日本・韓国・英語圏の違い
日本ではバラは華やかさと気品、愛の象徴で、「薔薇色の人生」という表現にも使われます。漫画・アニメの『ベルサイユのばら』の影響で、劇的で優雅なイメージを思い浮かべる人も多いです。なお、「薔薇」は歴史的に男性同士の恋愛を指す言葉としても使われてきましたが、現在の絵文字のやりとりではほとんど意識されません。ふだんは、恋愛表現や記念日の絵文字で、仕事の連絡に使う人は少ないです。
韓国では5月14日が「ローズデー(로즈데이)」として知られ、恋人同士でバラを贈り合う日とされています。5月第3月曜日の成人の日にも、バラを贈る習慣があります。そのため、この時期には🌹が恋愛のメッセージや記念日のお祝いでよく使われます。日本と同じく、恋愛色の強い絵文字で、職場では重く感じる人が多いです。
英語圏では、バレンタインやロマンスの代表であると同時に、政治的なシンボルでもあります。赤いバラはイギリス労働党などの社会民主主義系の政党の象徴で、SNSのユーザー名に🌹を付けていると、民主社会主義の立場を示すサインとして読まれることがあります。恋愛番組『バチェラー』のローズセレモニー(「このバラを受け取ってくれますか?」)の連想から、「あなたを選ぶ」という意味にもなります。
誤解されやすい点
- 職場の同僚や知り合いに🌹を送ると、告白のように受け取られかねません。感謝だけ伝えたいなら💐や🌷が無難です。
- 英語圏のSNSプロフィールにある🌹は、愛の表現ではなく政治的な立場を示していることがあります。
- 追悼の気持ちで使われることもありますが、葬儀の場では絵文字よりも言葉を尽くすのが基本です。
- 🥀(枯れた花)とは意味が正反対です。🥀は失恋や、失われたものを表します。
プラットフォームによるデザインの違い
どのプラットフォームも、緑の葉がついた赤いバラという点は共通です。花の見える角度、花びらの重なり、長い茎を描くかどうかは違います。Appleは花びらの陰影が写実的で、茎が長く描かれています。Google(Noto)はシンプルで平面的、MicrosoftのFluentは花びらの奥行きが強調されていて、Samsungは輪郭がくっきりしていてイラストのような印象です。赤の深さも少しずつ違います。