おいしそうな写真を見て、思わず口が開いてしまう。そんな瞬間を表すのが🤤です。口の端からよだれが一筋垂れている顔で、2016年にUnicode 9.0で追加されました。「よだれ顔」と呼ばれることが多く、ポイントは「食べている最中」ではなく「食べる直前の期待」の顔だということです。
こう使う
- 料理の写真への反応:「これどこのお店?めっちゃおいしそう🤤」
- 欲しいもの:「新作のキーボード出た🤤🤤」
- 夜中の誘惑:「こんな時間にラーメン載せないで🤤」
- 居眠り:「授業中に寝てノートによだれ垂らした🤤」
- 見とれたとき:「今回のグラビア最高すぎる🤤」
😋(おいしそうな顔)は味わって満足している顔、🤤はまだ口にしていないものを見つめている顔です。😍(ハート目)が「好きになった」なら、🤤は「ほしい、食べたい」に近い気持ちです。
日本・韓国・英語圏の違い
日本では名前のとおり「よだれを垂らした顔」で、「おいしそう」への反応に使われます。夜遅くにおいしそうな写真を投稿する「飯テロ」への返信としてよく見かけ、「じゅるり」「よだれが出る」といった言葉と一緒に使われます。同じ食べ物への反応でも、😋が「おいしい」、🤤が「食べたい」と、なんとなく使い分けられる傾向があります。
韓国では「군침이 돈다(唾が湧く)」「침샘 폭발(唾液腺が爆発)」をそのまま絵にしたような絵文字です。グルメ投稿のコメントや食べ放題動画(モッパン)、夜食の写真に多く付きます。人の写真に使うと値踏みするような視線に見えることがあり、友達やファンコミュニティ内にとどまりがちです。
英語圏には「drooling over(〜によだれを垂らす)」という慣用表現があり、食べ物だけでなく、新製品、旅行先、有名人の写真にも広く使われます。人に向けると好意以上の「惹かれている」というニュアンスが出るため、軽い気持ちでも相手によっては負担に感じることがあります。眠ってよだれが出る「昼寝」の意味でも使われます。
誤解されやすい点
- 人の写真に🤤を付けると、褒めているつもりでもいやらしい視線に見えることがあります。同僚や知人には避けましょう。
- 眠気の絵文字と重なります。😴は寝ている顔、😪は鼻ちょうちんの眠そうな顔で、🤤は「ぐっすり寝てよだれまで出た」というニュアンスです。
- 体調不良の絵文字ではありません。吐き気は🤢、嘔吐は🤮で表します。
- 悲しい話や真面目な会話では、ふざけているようにしか見えません。
プラットフォームによるデザインの違い
よだれは、口の端から垂れる細い透明感のある水色で描かれることが多いですが、目や口の形、舌が見えるかどうかは機種によって少しずつ違います。目を細めて口角を上げたデザインは期待に満ちたよだれに、目を閉じたデザインは居眠りに見えやすいです。Apple、Google(Noto)、Microsoft Fluent、Samsungのどれも、一筋のよだれが決め手なので、大きく意味が変わることはありません。