🤮は目をぎゅっと閉じ、大きく開けた口から緑色の吐瀉物を噴き出している顔です。2017年にUnicodeに追加され、1年早く入った🤢(吐き気を催している顔)の「とうとう出てしまった版」としてセットで紹介されることが多い絵文字です。文字どおり吐いている場面にも使いますが、ネットでは「気持ち悪すぎる」「見たくない」「痛々しくて無理」といった、大げさな拒否反応として使われるほうが目立ちます。
こう使う
- 実際の状態:「昨日飲みすぎて朝から🤮」
- 乗り物酔い・つわり:「バスの後部座席はほんと無理🤮」
- 強い苦手:「それ料理に入れるの?🤮」
- 痛々しさ:「あの二人の記念日投稿見た?🤮」
- 自虐:「昔の自分のツイート見返したら🤮」
🤢が「むかむかする、こらえている」段階なら、🤮は「こらえきれず出た」段階です。反応の強さも一段上で、冗談で使っても相手にはかなり直接的に刺さります。同じ体調不良系の🤒(体温計をくわえた顔)や🤧(くしゃみをする顔)は「つらそう」と同情を誘う方向ですが、🤮には「気持ち悪い」という評価が混ざっているのが違いです。
日本・韓国・英語圏の違い
日本では「嘔吐する顔」という正式名より、「ゲロ」「オエッ」「うっ」といった擬音と一緒に使われることが多い絵文字です。二日酔いや乗り物酔いなど、実際の体調を伝える用途が比較的強く、他人の好みや見た目に向けて🤮を使うと、韓国や英語圏より失礼に受け取られがちです。親しい間柄での自虐(「黒歴史を見返して🤮」)なら問題なく使えます。
韓国には「토 나온다(吐きそう)」「우웩(おえっ)」といった誇張表現が日常語として定着しているため、🤮はその位置に自然に収まりました。食べ物の好みをめぐる論争(チョコミント、パイナップルピザなど)やカップルのいちゃつき投稿をからかうときによく使われ、掲示板では投稿への返信として🤮ひとつだけを付けることも珍しくありません。飲み会翌日の二日酔い報告の定番でもあります。
英語圏では「throwing up」「puking」「barf」などの呼び名で、「gross」「ew」「cringe」とセットになる典型的な嫌悪リアクションです。政治ニュースや有名人のゴシップへの返信にも頻繁に現れ、その場合はユーモアというより明確な拒否の表明です。逆に「so cute I could throw up(かわいすぎて吐きそう)」のように、ひっくり返した褒め言葉として使うこともあります。
誤解されやすい点
- 相手の写真や料理に🤮を付けると、冗談ではなく侮辱と読まれます。親しくない相手には避けてください。
- 相手が本当に体調を崩していると言っている会話では、🤢や🤒が無難で、🤮は茶化しているように見えることがあります。
- 🤢とよく混同されますが、強さが違います。「ちょっと苦手」なら🤢、「絶対に無理」なら🤮です。
- 🥴や😵💫と並べて「酔っ払った」の意味で使う場合もありますが、その並びのなかで🤮はいちばんひどい段階だと覚えておいてください。
プラットフォームによるデザインの違い
Appleは目を固く閉じて眉をしかめた顔から、緑色の吐瀉物が滝のように流れ出るデザインで、いちばん「激しい」印象です。Google(Noto)は顔がより丸く、吐瀉物の量も少なめで漫画っぽく、MicrosoftのFluentは立体感がありつつ顔色がやや青白く処理されていて、具合の悪さが強調されています。Samsungは口の開きが大きく目の形が単純で、どちらかといえばコミカル寄りです。どのプラットフォームでも吐瀉物は緑色で統一されているため、小さく表示されても🤢と見分けがつきます。